こども食堂のはなし


この度木徳神糧は、農林水産省の「新型コロナウィルス影響緩和特別対策事業」を活用し、コロナ禍でも子どもたちの健康のために取り組みを続けている全国のこども食堂へ全国こども食堂支援センター・むすびえを通してお米の寄付を行います。


プレスリリース:全国のこども食堂へお米を寄付


今回、湯浅理事長はじめ「むすびえ」の方とお話しする事が出来たのですが、こども食堂は空腹を満たすことだけではなく、人と人とのつながりの場としての意義を大切に考えていることを非常に感じました。

いずれ私も何らかの形で是非こども食堂に行きたいですが、コロナが再拡大している今は、応募してくれたこども食堂にどんどんお米を送るだけです。


早く届くといいなー。


(よく見ると実は撮影時には本物の米袋が間に合わず、試作の米袋に緩衝材を詰めています)




ここから先は会社のホームページには書かない事ですが。


今回の取り組みは農林水産省の全額補助、つまりは原料代も運賃も後から補助金が頂けるので、


「それって寄付なの?」


という声が社内からありました。

補助が出るのに堂々と「寄付」と言っていいのか、と。


確かに、木徳神糧の懐は直接痛まないのですが……


これだけの規模で出来るのは、補助と、当社と関係する企業や団体との今までの関係、そして当社の工場とECサイトの仕組み、更にそこに関わる多くの人たちの「これで喜んでくれる人がいる」という想いのおかげです。

皆で、こども食堂を運営されている方や配っていただく方、使う方、食べる方にとってどういう形が良いのか、我々に可能な事はなんなのかを考えて実現したことです。


「補助があったら寄付ではない、だからやる意味ない」ということはありません。

我々がやらなかったら無かったことかもしれません。

今回補助のおかげで踏み出せた大きな一歩は、今後色々な形で支援に取り組むための良いステップにできます。


寄付した分は補助されるけど、寄付は寄付ですし!

自信を持って社会貢献と言わなかったら関わる皆さんにも申し訳ない。


というわけで私は、今回の取り組みを胸を張って、
「木徳神糧の寄付です」
と言うのです。

キトクのキ

創業140余年の米卸、木徳神糧

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