田んぼアート発祥の地


こんにちは。星輝傘です。


8月初旬、帰省先の道の駅へ行った帰りにふと思い立ち、田んぼアートを見てきました。

画像は、道の駅で見かけた

珍しい生キクラゲ(左上)、ごまおこわ(右上)、

長――いユウガオ(左下)、モロヘイヤ・白なす・みょうが(右下)です。

今回行った、青森県南津軽郡田舎館村(いなかだてむら)は、田んぼアート発祥の地、1993年に日本で初めて開始されたそうです。

最初の頃は、元の絵の通りに稲を植えても、村役場4階の展望デッキから見た際には、ゆがんでしまい2003年に作成した、「モナリザ」は「下ぶくれのモナリザ」と呼ばれてしまったそうで、この翌年から、遠近法が用いられるようになったそうです。


田んぼアート30周年を迎えた第一会場では、初代~現在までの作品の写真が展示され、進化していく様子が見られました。



稲も最初は3色だったのが、今では7色の稲を使って、アートを作り上げるそうです。


今年のテーマは、棟方志功の「門世の柵(写真左)」とフェルメールの「真珠の耳飾りの少女(写真右)」です。


夏のダイナミックな青空と、稲で描かれた繊細で緻密な絵の素晴らしいコントラスト!

稲でこんなことが出来るなんて…。

植える作業も大変だったでしょうし、稲が育って描いた作品がどんな風になっていくかもドキドキだったでしょうね。


2010年以降になると日本全国に広まって、全国田んぼアートサミットも開催されるようになり、最近では、中国や韓国でも開催されてるそうです。



展示品に紛れて、注意事項が津軽弁と英語で書いてあり、ちょっとほっこりしました。

【津軽弁の訳】

上:ちょせば(触ったら)まね(駄目)よ

下:ここで けば(食べたら)まね(駄目)よ

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