*虫が苦手な方は閲覧注意*
回覧した記事に冬虫夏草が載っていました。
冬虫夏草とは、オオコウモリガの幼虫に寄生して発生する
オフィオコルディセプス・シネンシスというキノコ。
富士山を超える標高3,500〜5,000mのチベットの高地で人力で探すしかない貴重なもので、万能薬として珍重されているそうです。
読んだ記事では春休み中の子供が親と一緒に山にこもり、地表からわずかに芽を出した冬虫夏草を這うようにして探していました。
朝から晩まで探しても、一日1〜2本くらいしか見つからないといいます。
現地では一本あたり日本円で500円程度ですが、良質なものは最終的に一本10,000円を超える値段で取引されるそうです。
そんな冬虫夏草を、なんと海外出張していた方が持って来てくれました。
パッと見、茶色い唐辛子です。
「ミスター味っ子」で読んだおぼろげな私の記憶だと、セミの幼虫のようなビジュアルだったような気がします。
どう食べればいいんですかと聞いたところ、スープに入れたりするらしい。
スープって言っても…と困ったところ、流石のクックパッド様が「冬虫夏草」でレシピ数件ヒット。
しかし、やはり見た目的に料理に入れるにはハードルが高いです。
匂いは普通の乾物みたいな感じなので、とりあえずそのまま食べてみました。
思いのほかしっかりした歯ごたえ。
味はほとんど無く、割り箸を食べているかのようです。
「この冬虫夏草も小さい子がお父さんと一緒に一生懸命探して見つけて喜んだのかな」
と思うと鼻の奥にツンと来て、なんだか愛らしく見えてきます。
冬虫夏草。
一体君はキノコなのか、虫なのか。
ビーガンの人は食べてもいいのか。
今の所、私の体調はいつも通り元気いっぱいです。
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