広域農業支援センター、JA北群渋川、渋川市が主催する
「農業フォーラム in しぶかわ 第1回多収米EXPO」が、12月4日群馬県渋川市伊香保にて開催されました。
行ってきました。伊香保。
多収米(たしゅうまい)とは?
読んで字の如く「量がたくさん取れるお米」。従来の品種よりも面積当たりの収穫量が多い品種のことを指します。
実際のところ、高いブランド米を買う人は限られています。
「ブランド米もいいけれど、中食・外食が必要としているコストパフォーマンスの高いお米を作れば、生産の効率も上げられて、最終的な収入も増えますよ」という活動に、
当社は全農さんや農協さん、生産者さん、そして飲食チェーンさん達と一緒に取り組んでいます。
今、当社が作付けを推進している多収米の品種は、猛暑や台風に負けない強さを持っていたり、品種によっては作期を他の品種とズラして作業の効率化を図ることが出来る、
つまりは気候変動や担い手不足という、これからの環境に合ったお米なのです。
そして味も良いんです。
「にじのきらめき」「つきあかり」ほんとに美味しいし社内でも評判。
まあ、私はそもそも「うまい」か「超うまい」しか無いんですけど。
会社の人もみんな美味しいって言ってるから間違い無いと思います。
講演と多収米コンテストが行われました。
講演は農研機構の前田さんより「新品種と多収米品種の栽培」について。平易な言葉や例え話で、私にも大変分かり易いお話でした。
そして当社の名物おじさんの佐々木さんから「米穀流通事情と今後の見通し」について。
宮城県民の私でも聞き取りきれない宮城弁で
「みなさん是非当社と一緒に多収米やりましょう!」と熱弁。
熱意は伝わったはず。
大変面白かったし、ためになりました。会社のみんなに聞かせたい内容でした。
多収米コンテストは能登米道楽・匠の会(石川県)の石井昌嘉さんが最優秀賞となりました。おめでとうございます!
しかし伊香保良いところですね。
印象に残ったのは、
お土産で配っていた農産物が全て瑞々しく色濃く美味しそうだったこと、
運営の方々がみんなにこやかだったこと、
そして始まる前にお昼ご飯を食べた近くの蕎麦屋の量が少なかったことです。美味しかったから大盛りにすれば良かった…。
会場には「にじのきらめき」のカレーライスもあったのですが、タイミングが合わず食べられませんでした。それも心残りです……。
実はひと月ほど前に伊香保の日帰り温泉にプライベートで行ってまして、とってもいいお湯でした。
また行きたいので第2回の開催待ってます!
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