お米が無くなる?

新型コロナウイルス、凄い勢いで拡がっていっていますね。

その影響でマスクだけではなく、トイレットペーパーもお店から無くなっています。


お米まで買い占められて無くなっているところもあるみたいで、知り合いからも

「お米って無くなるの?買っておかないとヤバイ?」

と聞かれたりします。


キトクのキをご覧になるようなお米に興味のある方にはもはや言うも必要無いかもしれませんが、落ち着いて考えてみてください。

皆さんがお店で購入するお米はほとんど日本で作られた国産米です。

日本ではお米は基本的に年一回収穫され、そしてその収穫は昨年の秋に終わっていて、今後流通するお米は既に各産地の倉庫に玄米で眠っています。

それを我々コメ卸が発注に合わせて精米工場で精米してお店にお届けてしているのです。

加えて毎年翌年に持ち越す備蓄も充分にあります。


さて、お米は無くなるでしょうか?


そうですね。

焦って買う人がいるから一時的に店頭から無くなるだけです。


みんながいつものペース、「そろそろ家のお米が無くなるから買おう」で買えば無くなりません。

そりゃあ我々からしたら全部無くなっちゃうほど売れて欲しいですが、足りなくなることはないのです。

そしてどうせなら美味しく食べる人が増えて足りなくなって欲しい。

焦って買って、家庭で不必要に溜めてしまってお米が古くなれば味は落ちますし、虫も発生するかもしれません。

余計に買った反動で将来の需要が落ちるのも困ります。

買うなら必要な分だけで充分です。

トイレットペーパーが無くてもウォシュレットがあれば大丈夫。
そんな心の余裕を持ちたいですね。


学校が休校になったり、在宅勤務だったり、外出を控えたりして、家での食事の機会が多くなってお米の消費が増える要因はあります。

特にお子さんの急な長期休校でお昼ご飯の支度が大変ですね。我が家もです。

そんな時は炊き込みご飯とカレーライスですよ。炊き込みご飯は作ったらおにぎりにしてすぐ冷凍。

子供一人で火を使わせるのは怖いですが、カレーもおにぎりもレンジで温めればいいだけです。


簡単なものでも買ってきたものでも愛情は無限に込められます。

こんな状況だからこそ、無理はしないようにしましょう。  

キトクのキ

創業140余年の米卸、木徳神糧

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