なかにしです。
先日、久しぶりに桶川精米工場に行く機会がありました。
感染拡大がある程度落ち着いて来たことで、制限をしながらですが往来が可能になってきています。
今回は取引先様が工場を取材されるということで私も同席させていただいたのですが、久しぶりに直接顔を見れた人たちが沢山いて嬉しかったです。
今、木徳神糧のフラッグシップ工場である桶川工場は「米穀事業の生産体制再構築」という、全工場のモデルとなる改革の真っ只中で、大規模な配置・作業・設備の見直しを行っています。
品質向上に関わる設備や省力化が出来る設備を中心に更新を進めていますが、既存の設備もフル活用して進めているところです。
お客様の取材は順調に進みました。
真剣に設備を確認したり説明を聞いているお客様は多分気付いていないと思うのですが、見えないところに沢山人がいて、作業の様子や設備の稼働状況が見やすい時間帯、ルート、見学の順番を細かくコントロールしているんですね。私は見てました。
「『精米工場』とは言っても、実は大半の工程は異物を取り除く選別工程で、玄米からヌカを取る精米工程はほんのわずかしかありません。」
という話を聞くと大抵の方は驚きます。
そもそも「米卸」という言葉のイメージがなんとなく右から左にモノを流して儲けてそうな、悪代官と結託して私腹を肥やしてそうな感じに取られることがありますが、木徳神糧の米穀の商売は、全国からのお米の調達と共に、各精米工場での精米と異物除去の技術、そして衛生・品質管理があってこそ。
もっと勉強しないとなーと思った工場訪問でした。
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