あつまれどうぶつ(虫含む)の森



なかにしです。


新居へ引っ越してから7月末で5ヶ月になります。


良く言えば緑豊かで環境の良い場所にある我が家では雑草との熱い闘いが続き、稲作ではカメムシやジャンボタニシなどの病害虫の発生がニュースになる、虫や動物が活気に満ち溢れる季節です。


ある程度覚悟はしていたものの、虫&動物事情は今まで住んだ土地とレベルが違いました。


ガガンボやダンゴムシは掃き集めたらチリトリに山ができ、畑の横の道路には1メートル間隔でミミズの死骸にアリが集っていて、一晩でそこかしこに蜘蛛の巣が張られ、草むらにはヘビやヒルがいて、側溝でオケラが鳴き、知らない虫を捕獲したら凄い匂いを出し、落ち葉の影に野良ゴキもいて、タヌキやハクビシンが道を横切り、キジの悲鳴のような声に驚かされ、庭にモグラが穴を掘り、なぜか毎朝ホオジロが車にフンをする……。




虫は苦手な方が多いと思いますので、モグラの塚の画像だけ。


先日は近所の学校の教頭先生が「お知らせがありまして…」と来訪され、何事かと思えば、


「お宅の軒にスズメバチが巣を作っています」


と。


「通学路に面しているし、蜂の出入りも激しいのでどうか早めに対処してもらえないか」


というお話でした。




その日の夜遅くに来てくれた駆除業者の方によると、今年は特に多いとの事。

獰猛なキイロスズメバチの巣だったそうで、危ないところでした。


「元の巣が近くにあるはずなので気を付けてください」と言われ、蜂の羽音に注意して生活しています。


想定を超えてはいるものの、私はキャンプ好きでそこそこ虫に慣れているので大丈夫。


「奥さんと娘さんは大変だね」

と心配されますが、妻は蝶好きな父親の影響で小さい頃から野山で遊んでいたので私に虫の名前を教えてくれますし、娘はその祖父と毎年山で虫取りを楽しんでいたという虫愛ずる姫君達で、私より虫耐性が高いのです。


そしてなにより自然が身近にある生活は気持ち良い。



朝靄の中、鳥達の綺麗な鳴き声を聞きながら犬と散歩して、クワガタを見つけたりすると、子供に戻った気分になります。


愛でつつ、駆除しつつ、上手く付き合っていきたいと思います。


秋の虫が楽しみです。

キトクのキ

創業140余年の米卸、木徳神糧

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