稲の孫


なかにしです。


敬老の日時点で我が家の周りには、刈り取りの終わった田んぼも増えてきました。


散歩すると「ひつじ田」が見えます。

蘖(ヒコバエ)の稲。

刈り取った植物から芽が伸びてくることを「ヒコバエ」と言います。


孫の事を昔は「ヒコ」と言っていたそうです。

「ひ孫(曾孫・そうそん)」の「ひ」なのでしょう。

「曾」の字に「世代を重ねる」という意味があり、世代を遡る「ひいおばあちゃん」にも「ひ」が使われます。

稲の子は穂、その孫という意味で「ヒコ」。


稲のヒコバエは「穭(ひつじ)」と言って、稲刈りした後に稲が生えて青くなっている田んぼの事を「ひつじ田」と言います。秋の季語だそうです。


この穭の事を学術的には「再生イネ」と言うそうです。

今年は収穫後も気温が高いせいもあるのか、水の残りやすい畦の近くは特にヒコバエが育ち、二番穂を付けている稲も見えました。

長く続いた暑さでしたが、今週末からグッと気温が下がるみたいですね。

なかにし家の植物(雑草含む)の成長も落ち着いてくると思われます。


今年戸建てに引っ越してから、当社の草刈りスト達から草刈りテクや草刈りツールなどの情報をいただきながら雑草との闘いを繰り広げてきましたが、「地面を覆う植物で雑草を防ごう」という作戦で今シーズンはかなりエリアを拡大できました。

最初はこんな感じだったのが、

こんな感じになりました。

グランドカバーの植物は、踏むほどに根を強く張って密生し、見た目も非常に良くなります。


稲にしても雑草にしても、植物との付き合い方って面白いですね。

この辺は何度も×2刈り払い機で刈ってるので、ヒヒヒヒコバエぐらいの雑草でしょうか。


うーん。

涼しくなってから頑張ろう……。

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