燻製米③ ~実食編~


ご無沙汰しております。ジーコです。

だいぶ間が空きましたが、あの燻製はその後いったいどうなったのか。

そしてどんな味がしたのか...


燻製米三部作も今回で最終回となります。


前回のはこちらとなります。


さて、いよいよ炊飯です。

通常のお米と同様にお水の量は重さに対し1.4倍、30分の浸漬を行いました。

すると...

.........?????

バキバキに割れました........

この時点で不安が募り始めましたが後には戻れません。

炊飯スイッチОN!!




炊きあがりました。

炊飯器から燻製の香りを帯びた蒸気が溢れ、心はとても穏やかでしたが、

フタを開けてみれば穏やかではない光景が目の前に広がっておりました。

画質が大変荒く見えますが、生で見てもこの画質と大きく差異はございません。

見た目はボソボソです。ボソンボソンくらいの勢いです。

茶色く見える粒は、燻製段階で焦げてうまく炊きあがらなかった米粒でした。

見た目はどうあれ、大事なのは味です。

さて実食.....


茶碗1杯分はそのまま食べてみました。

味としては煙がよく染みた燻製の味でおいしかったです。

しかし、粒が浸漬時点で割れていたこともあり、食感が微妙でした。

おかゆとまではいきませんが、水が多すぎた炊飯のお米のように柔らかかったです。

逆に加水が多すぎたのでしょうか...?


とはいえ、まずいこともないのでモリモリ食べられました。

最終的に卵かけご飯にしてみました。


その後もラー油や佃煮のり等で試食し、気づけば苦も無く完食できました。


組み合わせ次第では美食になるポテンシャルを秘めているとは思いましたが、

自分の調理能力ではフルに引き出しきれなかったです。


実験的な試みでしたが、自分としてはほぼ成功です。


改良を重ねればもしかしたら大化けする...?なんて妄想も捗りますね。

個人的にまたやってみようと思います。


ここまで長々と読んでいただきありがとうございました。

また何かしら書いてみようと思います。


追伸 今回は鍋を用いて燻製を行いましたが、専用キットのご使用をオススメいたします。

   鍋の黒みが落ちなくなりました...いい思い出になりました....

キトクのキ

創業140余年の米卸、木徳神糧

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